いらっしゃい、あるく(@arc_imaiki)です
「君の名は」のBD&DVDが発売されました。
昨日、帰宅したら届いていたので、早速視聴しました。すでに映画館で観ていましたが、
やっぱり面白かったので、今日は新海誠さんの作品について書きます。
新海誠作品との出会い
あるくが新海誠さんの作品を知ったのは、「秒速5センチメートル」が最初でした。
下り坂をおりていく子どもの映像を見て、こんな綺麗な絵をかく人がいるんだって感動したのがきっかけです。
実際に見てみると、桜や汽車の中など、どの映像も本当にすごく綺麗で、それだけで惹きつけられちゃうのですが、音楽を合わせたときの一体感や、物語の切なさ、時間や距離の見せ方が気に入って大好きになりました。
好きな理由は時間と距離の見せ方
「ほしのこえ」から「君の名は」までほとんどの作品を見ましたが(「星を追う子ども」は見てません)、個人的に好きな作品は「秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」、そして「君の名は」です。
新海誠作品の好きなところは
・映像が魅入ってしまうほど綺麗
・音楽が合わさったときの一体感
・言葉の選び方や使い方の繊細さ
などがあるのですが、一番好きなところは人との繋がりを表現するときの時間や距離の見せ方、扱い方です。
・「秒速5センチメートル」
互いの距離が近づいていって離れていく、その距離と時間を、物理的な距離と時間、心の距離と時間を使って表現していました。
その見せ方がうまくて、とても切なかったです。
秒速5cmは桜の花びらが落ちるスピードだって知ったときは、人との距離が縮まるときも、離れていくときも、はじめはそんな小さな距離と時間からなのかもって思えて、心に響きました。
・「言の葉の庭」
並行して歩んでいくはずの2人が、ふと交差する瞬間、刹那の時間と距離を表現していたと思います。
雨がとても印象的で綺麗に描かれていて、すごくすごく心に染みる作品でした。とても淡くて切なくて、でも繰り返し何度も見たくなる作品です。
・「君の名は」
ボーイミーツガールのよくある設定だとは思いますが、時間と距離のスケールが大きくて、時を紡ぐ、人から人へ紡ぐ、時間や距離を繋げていくって表し方がうまいなーと思いました。
音楽との一体感は新海誠作品の中でも一番の出来だと思います。物語は全編通して中だるみすることなく綺麗に通っていて、どんどん魅入っていって、そのまま綺麗に終わりました、すごく爽やかで清涼感のある作品でした。
あるくの好きな新海誠作品の中で、はじめて切ない気持ちで終わらなかった作品です。
まとめ
映画館で観てからBD&DVD化されるまで、大分期間が長かったため、当初買う予定ではありませんでした。
でも予約がはじまると、ポチっと予約してしまい、届くとすぐ観てしまい、やっぱり面白いものは何度観ても面白いと思ったので、この記事を書きました。
まだ、「君の名は」を見たことない人も、新海誠作品を見たことない人も興味を持ってもらえたらいいなーと思っています。
●こちらもどうぞ
・ぽっこりお腹、下から見るか、横から見るか
・君、死にたもうことなかれ、今夏のクワガタとあるくの思い出
・【引き寄せの法則】、願えば叶うには行動するが抜けてると思う
・自分軸で生きて、好き、仕事、お金、楽しいを繋げて暮らす
・色を消し、色を生む。目にとまった武田伊久子さんの言葉で感じたこと
・貯金をして種金を作り、お金の巡る道を作って循環させる
●「あるくのいまいきっ!」のカテゴリー一覧ページへはこちらからどうぞ