いらっしゃい、あるく(@arc_imaiki)です
あなたの家庭では、どのような家計管理をしていますか?
わたしは、少し前まで家計のことは嫁さんに任せっきりで、あまり関心をもっていませんでした。
それでも、嫁さんが一生懸命やりくりしていたおかげで、大きな借金を抱えたりすることもなく、暮らしていくことができていました。
(本当に、この部分は嫁さんのおかげです、感謝しています。)
でも、子どもが成長するにつれ、出費にかかるお金は増えていきます。
習い事、部活動、スマホなど、成長にあわせて、かかっていくお金はどかんと増えていきますが、収入の方はどかんとは増えません。
収入の範囲で、支出をまかなってはいましたが、その差はほとんどなくなっていきました。
そして、子どもが高校を卒業して、進学を希望したとき、「奨学金」を借りることでしか、その道を応援してあげることができない状態になってしまいました。
ここまで来て、ようやくわたしは、このままじゃいけない、そう思えました。
今までしてこなかったことや、やらなかったことを悔やむよりも、今からできることを、できるだけしていこうと決めました。
ここから、今まで家計は嫁さんに任せっきりだったわたしが、夫婦で家計を管理するようになっていって、『家計改善』でしたことを、何回かにわたって、書いていこうと思います。
夫婦で家計管理をするようになって感じているのは、共通の意識を持ちながら生活を送っているので、急な出費への対応、イベント用のお金、少し先にかかるお金の予定など、先を一緒に考えながらお金の流れを管理していくことで、スムーズにできるようになったと思っています。
まだまだ、色んなことを試したりしている最中ではありますが、今、お金のこと考えている方や、『家計改善』を考えている方、家計管理している方などに読んでもらえたら嬉しいです
では、今回は『①家計のお金は家庭のお金、夫婦一緒に関心をもつことの大切さ』について書きます
自分のお金はお小遣い、家のお金は他所のお金
わたしが家計のお金と向き合うまでのあいだ、思っていたお金の考え方です。
お給料を貰って、毎月決まったお小遣いをもらっていました。
なので、わたしが思っていたことは
お小遣い=自分が自由に使っていいお金
家計のお金=自分が自由に使えないお金
です。お小遣いは自由に使っていい、好きに使っていいお金という感覚だったので、何となくとか、ついでにといった気持ちのこもってない使い方もしていました。
なので、いつもお金がないと感じている状態です。
あわよくば、少しでもお小遣いを増やして欲しいとか、家計からお金を負担してもらえないか?、そんなことを考えていました。
家計のお金=他所のお金、他人事のような感覚でいたので、家族ででかけたときや、旅行などにいくと、観光にもお土産にも好きなようにお金を使っていました。
他人事のような感覚で、やり繰りなんて考えずに好きなように使っていたので、帳尻をあわせたり、やり繰りを必死にした嫁さんの苦労は、ものすごいものだったと思っています。(ホント、ごめんなさい)
外で働いているから、家のことは嫁さんに任せているという方も多いと思いますが、任せっぱなしではなく、家庭のお金がどの部分にどれくらい使われているのか?
何かあったときに使えるお金はどれくらいか?、使う予定のない貯金はいくらあるのか?
そういった、家庭のお金のことを知っておくことは、すごく重要なことだと、わたしは感じています。
もし、家庭のお金には関心がない、そう思っている方がいたら、夫婦で家計のお話をする機会をすこし作って、興味をもってみた方がいいと思います。
頑張ってやり繰りしてくれていても、自分が関わっていないと、中身は分からないし、努力にも気づかないものです。
1馬力より2馬力、一緒に協力しておこなうことで、スムーズにできることって増えると思います。
子どもの進学を機に「自分とお金」について考えた
子どもが進学するために「奨学金」を借りなければ、進学することができない。
この事実が、普通にサラリーマンをして、家にお金を入れていれば、家計はなんだかんだいいながらも回っていく、、、。
それが激しい勘違いだということに、気づくきっかけになりました。
何も考えずに「何とかなる」なんて、思っちゃいけない。
きちんと考えて、「だから何となる」という状態を自分の中で作らなきゃいけない、そう思いました。
今まで、家計を任せっきりだった嫁さんにあらためて、感謝とお礼をいい、これからは自分も一緒に家計を管理したい、そう話しました。
嫁さんは一言「そうしよっかっ♪」
と、すぐ了承してくれました。ここで揉めたりしなかったのも、わたしの家庭の『家計改善』をする上では、とても大きかったと思っています。
これ以降、『家計改善』をしていく中で、何かを変えたり、新しく何かをはじめるときに、話し合いや、多少の言い合いになることはありましたが、でも一方が押しつける形で決めるということはなく、話しあって夫婦で納得して方向を決めて、進めていくことができました。
夫婦で関心を持つことで、家計改善はスムーズに行える
夫婦一緒に家計管理をするようになって、現在も見直したり、何かをはじめたり、場合によってはやめたりと、いろいろと試しながら進めていますが、一緒に家計を管理することには以下のメリットがあると思います。
●家計の状態を共有しているので、今の状態を説明する必要がない
→ささいなケンカや言い合いになる機会が減る
●月単位の予算と使っているお金の状況を共有しているので、調整がスムーズにできる
→必要なお金、かけるべきお金の場所が分かるのですぐ決まる
●夫婦どちらも他人事ではないので、真剣に取り組める
→分からないこと、疑問に思ったことはその都度、お互いに確認できる
●車の車検、子どもの将来にかかるお金など、先に必要なお金も共有することで、計画的に予算をとっていくことができる
→余剰金がでても、先の安心に使う、今使う、などをお互いのズレがなく、状況をみて判断できる
●短期~長期までお金のプランを作って共有することで、スムーズに家計を運用していける
→いつまでに、何の費用として、いくら必要か?を知っておくと、前もってその費用を少しずつでも集めていける
●お金にたいして常に向き合っているので、知らなかったと思うことがなくなる
→片方が勝手にしたという反感や反発がでない
夫婦で家計を共有していると、突発的な出費にも対応しやすいし、少しお金に余裕がでた場合でも、先を考えながら、どこにどう使おうか考えることができます。
そのとき、夫婦間で情報を共有していると、家計のどの部分を優先するか、何のお金を先に確保するか、といった話も、その都度、確認することができるし、将来設計もお互い分かりながら進めていくことができるので、とてもお互いに満足のいく方向へ進んでいくことができると思います。
家庭で、『家計を改善』して、資産形成していくうえで、時間はあればあるほど、有利に、無理することなく(無茶なリスクを背負わず)おこなうことができます。
今、家計をみなおそうと思っている方や、これから資産形成を考えている方は、夫婦で一緒に協力して家計管理をしていく、そんな方法も検討してみてはいかがでしょう?
共同作業は、良好な家庭関係を築くこともできるので、おすすめです。
まとめ
わたしが家計やお金と向き合いはじめた時間は、他の人と比べてしまえば、とても遅いと思います。
でも、わたしが自分で気づいたときが、わたしの中では最も早いタイミングでした。
気づいたタイミングですぐに、できることを探して家計改善にのりだしました。
動きながら、情報を集めて、学んで、取り入れたり、変えたりしながらお金の巡る仕組みづくりに励んでいます。
限られた時間しかないとか、未来のために「今」を犠牲にしてとか、そういった家計管理をするつもりはなくて、「今」を楽しみながら、少しずつでもちょっとずつでも、お金の巡る道を作っていきたい、そう考えています。
夫婦で一緒に家計管理するメリットはこういった、家庭の方向や、優先することを、ちゃんと2人で共有して取り組めることにあると思います。
これから、わたしが行った『家計改善』のお話しを何回かにわたって、書いていきたいと思います。
どなたかの参考になれば、嬉しいです。
それでは次回「【家計改善】貯金までの道②家のお金の流れが分からない、まずはお金の流れを知る」でお会いしましょう(おしまい)
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