いらっしゃい、あるく(@arc_imaiki)です
ふと、目にとまった言葉
「色を消し、色を生む」
いい言葉だな〜って思って「誰がいった言葉なんだろう?」と調べてみたら、
京都の花街のお茶屋の女将、伊久子さんという方の言葉で花街の極意をさした言葉でした。
色とは偏った考えや、固定観念、自我や思い込みのこと
色とは個性ではない、人としての個性は後で役立てる
色を消してサービスの幅を広げ、お客様の持っている色、望んでいる色を感じとり、そこに自分の色を足して、いい色を生み出す
それが、おもてなし
番組をみていないので、間違っているかもしれませんが、調べてみてこんなことを感じました。
「色を消し、色を生む」って、すごくシンプルで素敵な言葉で、ものすごく惹かれたので、今日はそのことを書きます。
目次です
色を消すことは、個性を消すことじゃない
自分のこれまで培ってきた経験や体験、これまでを通して体に染みついた習慣や考え方など、先入観や、予測といったことを消して、素直に相手をみること。
これが色を消すってことだと思います。
あるくは、自分フィルターを外すとか、自分の色眼鏡を外してみる、といった言葉を使って表現していましたが、「色を消す」って表し方は、とってもシンプルで端的に的をさした言葉で、いいな~って思いました。
相手の色を感じとる、時には相手が知らなかった色までも気づく
色を消して、お客様の持っている色、望んでいる色を感じとる。
まずまっさらな心の状態で相手をみて、相手の状態、表情、状況、気持ちなどを汲み取ることだと思います。
相手が疲れてそうとか、喉が少し渇いてそうとか、お腹が空いてそうとか、また場合によっては本人が気づいてないけど、気を張っていて体は疲労していそうとか、ちょっと興奮状態だから気づかないけど休みたそうとか、相手を素直にみて、相手を知り、相手の気持ちを考えること。
これが色を消して、色を生むための準備になるんじゃないかなって思いました。
相手に寄り添い、そこに自分の色を添えてもてなす
相手の気持ちを考えて、して欲しいこと、望んでいることを感じとったら、そこで自分が提供できること、少し色付けして喜んでもらえることを、相手に提供する。
これが色を生むってことで、もてなすってことなんだと思いました。
相手の気持ちを尊重して、そのに邪魔にならないように自分の色を添える。
自分の色を添えたことで、より相手に喜んでもらえるようなことを提供する。
これってサービスだけじゃなくて、人間関係全般でとても大事なことだな~って思いました。
まず素直に受けて、相手を理解して、そこに自分を足して提供する。
そんな風にして過ごせたら、自分も嬉しくて、相手からも喜ばれる。
考えただけで、素敵な過ごし方だな~って思いました。
「色を消し、色を生む」心にとめて活かしていきたい言葉です。
まとめ
「色を消し、色を生む」
ふと目にとまった言葉だったんですが、調べてみるととても感じるものがある言葉で、知ることが出来て良かったな~って思う言葉でした。
たまたま目にした、耳にした、人から聞いたとか、何気なく入ってきたものから出会う事ってたくさんありますよね。
そういった感じる心を大事にして、これからも素敵なことと出会っていきたいと思いました。
武田伊久子さん、素敵な言葉ありがとうございました。
おまけ
この記事を書きながら、何故か無性に湯飲みをイメージしていました
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